2014年12月17日水曜日

【考察】いいものをつくるということ

プログラミングをしたりデザインをしたりイベントの企画をしたり、何かものをつくるのには、「いいもの」をつくりたいという思いがついて回る。きっと誰もがそうだとしても、それぞれの思う「いいもの」はそれぞれ違っている。きっとじぶんの思う「いいもの」と離れていけばいくほど、ものをつくる作業というのはつらく、そしてつまらないものになってしまう気がする。

もちろん人それぞれにちがう「いいもの」があるし、一人だけでものをつくるというわけでもないから、何もかも思い通りにいくわけではない。もしかしたら、そういう「いいもの」の違いの中で、あたらしい「いいもの」に対する想いがじぶんの中に芽生えてくるかもしれない。ただ、じぶんの思う「いいもの」をきちんと語ることができないと、納得のいくようなものをつくるという作業は決して生まれてこないとも思う。

いろいろと日常生活を送る中で、いろいろと人やものや出来事との関わりが生まれていく中で、じぶんにとって「いいもの」は、「くらしを豊かにするもの」だと思うようになった。「いいもの」よりは少し具体的だけれども「くらしを豊かにするもの」というのも、まだまだ漠然とした言葉だ。

「くらし」とはなんなのか。「豊か」とはどういうことなのか。これから少しずつこの二つの観点に絞って、戦陣の力も借りつつ、いろいろと具体的な言葉や体験を通じて語れるようになっていきたい。


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